REDcatch社製後処理補正ソフトウェア
RedToolBox

「RedToolBox」は基準局～移動局GNSS セットアップのポストプロセス（PPK）を実行する後処理ソフトウェアで、地上デバイスだけでなく、さまざまなUAV/ドローンアプリケーションで利用可能です。
ドローンがキャプチャした画像は、ドローンのレバーアーム情報とPPK補正によりセンチメートルレベルの精度で GNSS パスを生成し、正確にマッピングされます。

PPKとは？

RedToolBoxの特徴

後処理キネマティックと呼ばれ、一般的なワークフローは次のとおりです：
・UAV（ドローン）は飛行中に搭載GNSS ユニットに基づいて各画像にジオタグを追加します

・地上側では基地局（GNSS 受信機、エアロコントローラ、電子基準点など）のGNSS データが記録されます
・飛行終了後、これら二つのGNSS データは、画像のタイムスタンプによってマッチングされます
・PPK 解析結果に基づいて画像のジオタグは、より高精度の座標へ更新されます。
一連のワークフローは「後処理」で実施されますので、リアルタイムでUAV（ドローン）～基準局間の通信を行うことなくデータを収集することができるため、通信環境や通信距離によるデータ欠損が発生せず、信頼性のある測位が可能となります。

● 最新のPPK アルゴリズム
● 自動かつ高精度なトリガー割り当てマッピング
● マルチバンドL1、L2、L5 でGPS、GLONASS、Beidou、Galileo をサポート
● 複数のフライト (フォルダー)を一括でPPK 処理
● RINEX ファイルをマージします (時間別の基地局ファイルなど)
● 独自の基地局データとサービスプロバイダーの基地局データに対応
● PPK 解析結果を *.jpg のEXIF 情報に書き込み、更新します
● あらゆるソフトウェアで最大限の互換性を実現するTXT ファイルを出力
● Agisoft Metashape *.psx および Pix4Dmapper *.p4d ファイルを出力
● GIS ソフトウェアで使用するための *.shp ファイルを出力
● Google Earth 用の *.kml ファイルを出力
● PDF レポートを作成する機能

RedToolBoxと互換性のあるUAVやデバイス

解析結果は、プレーンテキスト、画像 EXIF データ、またはネイティブのAgisoft Metashape Professional, PIX4Dmapper,Pix4Dmatic, Shape ファイルなどの他、Google Earth kmlとして出力され、追加の変換なしで直接使用できます。

・ Agisoft Metashape Professional
・ PIX4Dｍapper / PIX4Dmatic
・ Reality Capture
・ 3D Survey
・ DJI Terra
・ 3D Zephyr
・ EXIF data ジオタギング
・ Text ファイル、Google EarthKML など

ライセンスパックに含まれるもの

● 1 シート永久ライセンス
● ソフトウェアのサポート終了まで無償アップデート
● 処理可能な画像数は無制限、出力に制限無し
● REDtoolbox の取り扱いに関する質問に対する優先的なメールおよび電話サポート（英語）

安心の日本語対応